これからの山形経済を明るく語る」

これからの山形経済を明るく語る

日時

2026年9月10日

卓話者

山形銀行 東根支店 支店長 三坂 英彦

テーマ

事業概要:銀行の新たな役割と地域貢献

 

1. 銀行としての新たな役割(「対話」を重視した提案)

従来の「預金・融資」という枠組みにとどまらず、お客様一人ひとりの課題や将来の不安に徹底的に寄り添い、ともに解決策を考える「対話」を重視しています。一人ひとりのニーズを深掘りした上で、最適な金融商品やサービスを提案するスタイルを推進しています。

2. 地域社会への多角的な貢献活動

地域密着型の金融機関として、様々な分野で地域貢献・活性化に取り組んでいます。

·       スポーツ振興:
34年前に結成されたバスケットボールチーム「ライアーズ」が、2025年度に国スポ(旧国体)と実業団大会で優勝し見事2冠を達成。地元の小中学生からも高い注目を集めています。

·       金融経済教育:
高校生向けに投資や起業に関する教育を実施し、将来の起業家育成にも寄与しています。

·       環境への配慮(SDGs):
ペーパーレス化推進の一環として、スマートフォンで管理できる「Web口座」の利用を推奨しています。

·       自治体・地元スポーツとの連携:
モンテディオ山形の新スタジアム建設計画へ人材を出向させ事業支援を行っています。完成後の地域経済活性化に大きな期待が寄せられています。

3. 内部改革と今後の展望

銀行の収益に直接結びつかない活動であっても、信頼関係を築くことで将来の取引へと繋げることが重要であると考えています。また、行内では新たなビジネスプランを事業化する「社内ベンチャー制度」のような取り組みを開始しており、従来の慎重な企業文化からの変革を目指しています。

4. 金利上昇への対応と見通し

2026年9月現在、金利は上昇傾向にあり今後も続くと予測されます。これは円安による輸入物価高を是正するための動きですが、銀行にとっても長期固定金利の運用リスクが高まるなど、単純に好影響ばかりではないため、慎重かつ柔軟な対応が進められています。